今度は「キタの繁華街」でボッタクリ事件が勃発! 大阪の飲み屋街は緊急事態に陥っているのか?

男性が被害にあった北区堂山町は、いわゆるキタの繁華街梅田に隣接しているが、高級店が集まるキタのイメージとは違い、風俗店なども集まる庶民的な歓楽街である。また、関西地区屈指のゲイタウンとしても有名だ。そんな堂山町で「組織的犯罪」が行われていたのだ。その背景が気になるのは当然だろう。

ここで注目したいのは、昨年大規模な摘発で話題になったミナミのガールズバーのぼったくり事件。半グレ集団「A」(事件後解散)が繰り広げた一連のぼったくりは高額の被害はもちろん、その暴力性も相まってマスコミの耳目を集めた。

その「A」を摘発、壊滅させたことで大阪府県は凱歌をあげたワケだが、なんということはない。半年たつか経たないかのうちに、ミナミの反対側であるキタで組織的なぼったくりグループの跋扈を許してしまったのである。

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今回の事件がミナミのグループとなんらかの関係があるのか、そうじゃないかは現時点では詳らかではない。しかし、系列店を使った手法など、組織化された犯罪は、到底逮捕された個人だけで行えるものではない。さらに言えば、ミナミのケースでは背後に指定暴力団の影もあった。今回の事件でも背後関係は注視しなければならないだろう。

いずれにしても、ミナミもキタも大阪の繁華街が「危険ゾーン」に入ったことは間違いない。G20サミットの警護も大切だが、大阪府警には庶民の生活を守る最低限の仕事はしてもらいたいものだ。(文◎鈴木光司)