仮想通貨「冬の時代」は終わったのか 4月からビットコインを中心に“爆上げ”が続く理由とは
実際、2019年のこれまでのグラフを見ると、仮想通貨が爆騰した2017年にちょっと似ているんですよね。ハードフォークという要因はありましたが、ゴールデンウィーク明けからグイグイと伸びていったので。
まあ、4月の高騰で注目を集めたところにBakktがビットコイン先物のユーザーテスト開始を発表したり、仮想通貨・ブロックチェーンのカンファレンスが開催されて前向きなニュースが発表されたりして時期もよかったんでしょう。あと、米中貿易摩擦やウォンの急落なんかの経済不安で資金避難に仮想通貨が使われたなんてこともありそうです。
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とはいえ、現状だけで〝ブーム再来〟と考えるのはちょっと気が早いんじゃないかという気もします。ここから新たな個人投資家がどんどん参入してきたり、機関投資家まで巻き込むような状況になれば、さらに爆騰するんでしょうけれど、まだまだ様子見の段階じゃないかと。個人的には2017年を超える爆騰を見せてくれたら面白いんですけど、さてどうなるのでしょうか。(文◎百園雷太)