仮想通貨「冬の時代」は終わったのか 4月からビットコインを中心に“爆上げ”が続く理由とは

そういえば、ビットコインとビットコインキャッシュのハードフォークが注目されていた6月ころ、筆者は始めてビットコインの記事を書いたんですけど、そのときの仮想通貨はまだまだ一般的に浸透していない時期。マウントゴックスの事件は知っていましたが、それだけに〝胡散臭い〟という印象でした。あらためて自分自身に大金持ちになるセンスねぇって思います。

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その後の2018年(オレンジのグラフ)は1万8000ドル台から3000ドル台までほぼ右肩下がりの状態です。前年がウソのような下落トレンドに、引き潮のごとく仮想通貨ブームは鎮火してしまいました。

そして、2019年は3月あたりまで3000~4000ドル台を推移していましたが、4月に入っていきなりの高騰を見せます。あれよあれよという間に5000ドル台に突入して、仮想通貨業界を「?」の渦に巻き込みました。一過性のものじゃないかという懸念もありましたが、4月の急騰から値崩れせず、5月14日には8000ドルを突破。さまざまなメディアで再ブーム到来か、という憶測も観られるようになっています。