幻冬舎・見城徹社長全面謝罪 日本推理作家協会受賞パーティーに現れるのか 他社に移る編集者も

画像は『異端者の快楽』 (幻冬舎文庫)より

見城徹社長が、作家・津原泰水氏に対し、5月23日づけで「お詫び」を公表しました。

【改めて津原泰水氏にお詫び申し上げます。この件は出版社として、作家の信頼性を著しく損なう発言であり、社長はじめ、社員一同、深く反省しております。略 令和元年5月23日 株式会社幻冬舎 代表取締役社長見城徹 幻冬舎社員一同】

と、津原氏に対し全面的に頭を下げた形になっています。

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実際、現場では、

「見城さんの例のツイッターは文芸の現場担当は、そうとう困っていると思いますよ」と嘆息するのは準大手出版社文芸編集者。

お詫び文からも、会社を挙げて、この騒動を止めようとしている感が伝わってきます。

「他社に移る編集者も出てきそうですし」(前出・文芸編集者)。

実際今春にも一人、幻冬舎から文春に移ったと言います。