知ってましたか? パスポートの余白に落書きやメモをすると異国の地でとんでもない目に遭いますよ!
パスポートのページの中でパスポート所持者が書き込みをすることのできる箇所は最後のページにある所持人記入欄だけです。
数字の模様が印刷されている「渡航先」「追記」「査証」とタイトルのあるページと所持人記入欄ページの1ページ前の空欄ページは旅券事務所や各国が必要事項を記載するためのもので、これらのページに書き込みやシールを貼ったりすると世界共通で出入国の際にトラブルになることあるのです。
実際こんなケースが最近起きてタイで話題となっています。
シンガポールに空路到着したタイ人男性が空港の入国審査で入国を拒否されてしまいました。理由はパスポートに観光地の記念スタンプが押してあったからでした。
日本に観光で訪れた際に大阪の水族館でカリフォルニアアシカの記念スタンプをパスポートに押していたのです。他の外国人訪問客らがパスポートに押しているのを見て真似てみたのが大きな失敗でした。
日本からの出国はできたものの、男性にとって5回目の訪問だったシンガポールで今回は入国を認められず、送還待合室に通される憂き目に。口にできる物は飲み水しか提供がなく、ベッド、トイレ、TVのみの部屋に6時間閉じ込められた末にタイへ送還されたのでした。