人は薬物を「使いたい」と思った時に家族や恋人を忘れる 「本気」や「土下座」など関係ない 法廷で裁判官が語った“麻薬というものの怖さ”
「単車の騒音がうるさい」
と警察に苦情が入り、警官が現場に行くと彼含め数名の若い男性が騒いでいるのを発見しました。そこで職務質問が始まり、彼の小銭入れの中から大麻が見つかって現行犯逮捕となったのです。
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元々が興味本位で始めた大麻です。あまり深く考えてはいないようでした。
「大麻の害についてはあんまり気にしてませんでした。何て言うんですか…肺とか脳とか? に害があるのは知ってました。やめられなくなることがあるのも知ってました」
それでも裁判では今後大麻をやめることを誓っていました。彼にはやめなければならない事情もあります。
「今一緒に住んでる彼女が妊娠してることがわかりました。『悪いことしたらダメ』と教える立場です。もう同じことは絶対にしません。もうやめます」
産まれてくる子供のためにやめる、そう誓う彼は今後大麻を本当にやめられるのでしょうか? 裁判官はその決意の真偽を問い質していました。