ミステリー小説の犯人の名前をAmazonレビューに書く妨害行為が多発 なぜAmazonは作者の削除依頼を聞き入れないのか?
事の始まりは、綾崎さんがAmazonレビュアーを名乗る人物に直接メッセージを送ったことでした。
『突然すみません。「世界で一番かわいそうな私たち」第二幕と第三幕のレビューを消してもらえませんか。何年も前から看過出来ない部分まであらすじを書かれてしまうことに悲しい思いをしていました。良心の問題と考えていましたが、犯人の名前を書かれるのは、さすがに耐えられません。』『公式のあらすじに書いていないことは、ミステリーとして読者に驚いてもらいたいと考えている部分です。お願いします。』と訴えかけるも、Amazonレビュアーを名乗る人物からの返信はなく、レビューが消されることもなかったようです。
『消してもらえないか頼んでみましたが、完全無視なので、どうしようもありませんでした。作者は我慢するしかないってことですかね。今に始まった問題でもないんだけど』と悲痛な思いを吐露していました。
綾崎さんはデビューした頃からずっと同じ人物に悩まされ続けていたそうで、過去作品でも『秘密にして欲しい真相部分をほとんど書かれてしまいました。作者としては常識的に許される範囲を逸脱していると思っています』『読者さんにファンレターなどでAmazonのレビューでネタバレを見てしまい、本を読む前に真相を知ってショックだったと言われたことも複数回あります』と、実害が出ていることもあげ、
『これからも新刊を出す度に8割、9割のあらすじとネタバレを書かれることがあるのかなと思うと憂鬱です』としていました。
なぜこの人物は、レビューにネタバレを書いているのでしょうか?