新宿・歌舞伎町連続放火魔を逮捕! 犯人は、女装して街のど真ん中に火をつける未成年だった

正直、事件としての不審火自体は珍しくはないが、歌舞伎町という繁華街の規模を鑑みると、火災が大規模になった場合に想起される惨事はとてつもなく大きい。火が燃え広がらなかったことは、不幸中の幸いとも言えよう。

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さて、この「事件」を受けて周辺住民でもある筆者には、ある種の懸念も浮かぶ。前に述べた惨事もそうだが、テレビ報道で映し出された、容疑者が放火したと疑われるごみ集積所は歌舞伎町のほぼ中心地にある。

具体的に言えば、歌舞伎花道と呼ばれる歌舞伎町一丁目と二丁目を分かつ道路沿いで、その数軒隣には著名な焼き肉店やうどん店などがある。それだけに、観光客を含めた利用客は多く、深夜遅くまで人通りが絶えることはない。そんなほぼ道沿いとも言える場所で、段ボールに火をつけてゴミ集積所を狙う容疑者も大胆と言えるが、同時にそこを通りすぎる数多くの人が“無関心”だったということに注目すべきだ。

実際、容疑者逮捕に至った経緯も目撃情報などではなく、監視カメラによるものだった。