はあちゅうさんのマタニティー・フォトに批判が集中 世間はなぜ有名人の幸せが嫌いなのか|春山有子
「花輪を頭にまわし、お腹に手を添え伏せ目がちに口角をあげる、白いベアトップに花のついたロングスカート姿の、マタニティフォトのお手本のような潮田玲子さん」です。ロバートの秋山竜次さんがクリエイターズ・ファイルで生み出したキャラクター「リシエル」も、潮田さんを参考にしたように思います。
さて芸能人がこうしたマタニティフォトを公開するたびに、どんな声が寄せられているかというと。最近公開した、矢口真里さんや辻希美さんへの声を拾ってみましょう。
「出たー!」「年齢や自分の立場をわきまえてなくてドン引き」「やるのは勝手だけど公開しないでほしい」(矢口真里さんへ)
「マジでマタニティフォト気持ち悪い」「お母さんのこんな姿見たいかね」(辻希美さんへ)
やはり辛辣な意見が並んでしまうようです。
「どんなにおしゃれな写真でも、どんなにほほえましい写真でも、必ず批判が集まってしまうのがマタニティフォト。しかしふと気づくのは、マタニティフォトを公開する女性のほとんどは、よくSNSやブログでの言動が批判されがちなひとばかりです。世間は、“マタニティフォトを撮影して公開する人”が嫌いなのか、それとも、“嫌いな人が、やっぱり受け入れられない行動をとっている”から、批判を寄せているのか。ふうむ……卵が先かニワトリが先か問題と似ていますね……実に悩ましい……」(マタニティフォトを撮影したことがない女性ライター)
なおはあちゅうさんは、撮影スタジオの宣伝の一環として撮影&公開している模様。仕事でのマタニティフォトくらいは、おおめに見てほしいですよね。(文◎春山有子)