北九州最大級とも言われる人気風俗店が摘発 見過ごされるような事件に「おやっ?」と感じる人々
以前、筆者が某週刊誌の仕事で吉原の高級ソープを取材したとき、撮影やインタビューが終わった翌日にキャンセルの要請が出たことがあった。経営者からの要請であったが、専門誌ならともかく、週刊誌に掲載されることは、宣伝効果より警察に目をつけられるリスクのほうが高い、と踏んだのであろう。
いずれにしても、今回の事件、世間的には取るに足らないことかもしれないが、暴力団との関与を匂わせて伝統的風俗店を摘発するというのは珍しいケースだ。若干飛躍かもしれないが、これを機にドイツやオランダのように売春を合法化する議論を起こすのも悪くないかもしれない。(文◎鈴木光司)