有名チケット詐欺師がついに逮捕 ツイッター上で売買したことある人なら一度は見たことのある名前だった!
彼女の手口はいたってシンプル。ツイッターに「チケット譲ります」等書き込み、希望者に先払いで振り込みをさせます。後日チケットが郵送(または会場で手渡し)のはずが、送られてくることはありません(または「会場に行けなくなった」等で会えない)。
その後、不審に思った希望者がDMで問い合わせ。ここで、“返金の意思を見せる”のが、彼女の手口の特徴です。
「チケット詐欺師界隈には、“被害者をブロックする等、トンズラしない”という鉄則があるようです。つまり、“返金の意思がある”ことを示すために、『明日返金します』などとのらりくらりとDMでのやりとりを続けることで、“自分は詐欺行為をしていません”というアピールになるんだとか」(週刊誌記者)
さて、彼女ののらくら戦法はというと、
「実は母が倒れてしまい、どうしても(会場へ)向かうことができなくなってしまいました。信用してお取引してくださったのに、本当に申し訳ありません。いただいていたチケット代と、交通費、もしくはチケットを探されるならその差額分も少し負担したいと考えております」
「実は本日のチケットが、手違いにより準備できなくなりお譲りすることができなくなりました。こちらのミスで、心よりお詫びします。また、祖母が倒れたと早朝連絡あり、現場に行くことができなくなりました。返金を迅速にさせていただきます」
などと殊勝に謝罪したあと、
「振り込みましたが、確認できませんか?」「仕事が忙しくて返金できません。明日やります」「ネットバンキングが凍結されてしまったので、姉の口座から返金します」
などといろいろな理由で返金を先延ばし。その際は、自身で「○日までに返金します」と期日を設け、当日になると「今日の18時に振り込みます。そうなると反映されるのは、連休明けになるかと思います」と、毎日のように返金をごまかし続け、被害者にストレスを与えるのです。