有名珍スポット「まぼろし博覧会」に憧れた男が、自宅にDIYで作ってしまった! その名も『まやかし展覧会』|Mr.tsubaking

命名センスも、ものまねタレントのような感覚。近づいていくと、そこそこハッピーそうな風貌をした主人が出てきました。

(左は筆者だが、偶然にもハッピー度が同じくらいだ)

彼はじゃんぼちゃん。本家のまぼろし博覧会でも創設者である鵜野義嗣氏が、水色のウィッグにセーラー服かビキニ姿で現れ「セーラちゃん」として接客してくれます。体が大きいからという理由で名付けたというじゃんぼちゃんは、そのスタイルも踏襲しているのです。

400円の入館料を払って中へ入ってみます。敷地の中で、家の建っていないわずかな隙間に強引に建てられたプレハブに、ビッシリつめこめられたアメリカントイ。雑貨屋をしていたという経歴が生かされており、凝縮っぷりは確かに本家を彷彿とさせます。

それだけでは、サイコっぷりが足りない感じがしますが、奥にまわると徐々にサイコとカオス度合いが増してきます。

驚くべきは、これらほとんど全てがじゃんぼちゃんの手作りだということ。出版社社長でもあるセーラちゃんがオブジェを「購入」するのに対し、じゃんぼちゃんはDIY精神で世界を作り上げていきます。写真奥に見えるポストやカッパも手作り。

参考記事:福島県の珍スポット「カッパ村」が廃墟寸前 「どうかしてる1人」が創り上げる幽けき灯火が消えかけている|Mr.tsubaking | TABLO