日大アメフト部危険タックル問題はなぜ穏便に解決したのか 危機管理学部のあやしげな面々

怪しい面々

ある関係者は言う。

「関学のエースQBが狙われたのは、彼の父親が、当時おおさか維新の会に所属する地方議員だったからではないか、と囁かれています」

2015年4月15日、第189回国会・文教科学委員会で牧義夫衆議院議員が、JOC副会長だった田中英壽日大理事長と暴力団との関係を、当時の下村博文文科大臣に質問しており、下村大臣は調査することを明言している。

2017年6月のJOC役員会で、田中日大理事長は、JOC副会長を辞任している。当初は辞めることを渋った田中氏も、他の高齢の役員も辞めるのだから、と説得され、渋々辞任に同意したという。

牧議員は“維新の党”。関学のQBの父親は“おおさか維新の会”。もちろんおおさか維新の会と維新の党は、政治的には同一ではないが、そのあたりの区別が、大学役員でありながら、「切れる」だの「暴れる」だの、という言葉を使っていた脳筋監督にあったのだろうか?

内田前監督やゲイビデオ出演の過去まで発覚したIコーチも、不起訴となり,晴れて青天白日の身になったワケだが、日大三軒茶屋校舎にある危機管理学部の20人の教授のうち、9人が、