「ミスター東大」の強制性交事件に求刑五年 なぜ今まで謝罪さえしなかったのか エリート両親の“体裁”のため?
「難関国立大学の歯学部卒業の歯科医を両親に持ち、厳格な父親支配への反抗から、ハメを外しすぎた被告は親不孝者です。ただ、根は礼儀正しくて、悪い奴ではないんです。女性に好かれていると思う勘違いで暴走してしまったのかもしれません。コンプレックスの裏返しで、ポジティブなキャラ作りに酔っていたように思います。
エリートのご両親の人脈で有能な弁護士が就けば良かったのですが、中々、身内の恥を相談もできなかったようです。ご両親は憔悴してお気の毒です。よりによってクリスマスに被告を出廷させたのは、良いクスリになるでしょう」
と語ります。
検察側は、懲役5年を求刑しましたが、弁護側は、執行猶予付きの判決を求めています。被害者と750万円で示談が成立していることを理由としているようです。判決は、2020年1月30日に言い渡される予定です。(文◎冴島奈穂美)
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