元NGT48山口真帆さん暴行裁判は新証拠出ず 社名を変えたAKSは長期化の構え 「和解の動きはない」

ただ、司法関係者によると、「文書送付嘱託をこの件で認めると、全国で同様の要請がある可能性があり、検察が認める可能性は低いのでは」との見方がある。

刑事訴訟法47条に「訴訟に関する書類は、公判の開始前にはこれを公にしてはならない」という条文があり、検察はこの条項を今回の不同意の理由とした。一方で同法47条には「但し、公益上の必要その他の事由があって、相当と認められる場合は、この限りではない」ともある。

いずれにせよ、双方から新たな証拠の提出もなく、長期化は避けられなさそうだ。AKSは社名を2月からヴァーナロッサムに変更することを発表しているが、2月以降は同社に名義を変えて訴訟を継続するという。(文◎村田京子)

 

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