志村けん、コロナ重篤化・死去の原因は“スポンサー”と“財務省案件”!? 「お酒」と「タバコ」…それでもテレビが報道できない“カネと権力の2大タブー” 

まず、お酒はビールを筆頭にテレビで大量のCMが流されており、飲料メーカーは太い大口スポンサーとなっております。

その億単位のカネは、ネットやYouTubeに押されて斜陽産業のテレビ業界にとって、自動車メーカーと並んで、文字通りの“命綱”とも言えます。

また、タレントや芸能事務所にとっても、CM出演は何千万円ものギャラが発生するわけですから、これほどオイシイ仕事もありません。

なかでもビールのCMは、今をときめく一流どころが出演する人気枠です。この人気のメンツが及ぼす影響力は測り知れません。

 

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いま、ドラマやバラエティ番組で、お酒が否定的に(お酒による暴力やアル中、病気にかかるなど)描かれたり、ましてや、たとえお酒による事件や事故が起こったとしても、報道でさえ、具体的なお酒の名前が出ることはありません。

それは重大な交通事故が起きても、車種名さえ報じられないのと同じ理屈です。

TOYOTAや日産など自動車メーカーが大口スポンサーになっているからです。

お酒にせよ、車にせよ、重大な事件や事故の要因に絡んでいれば、車種やお酒の銘柄といった詳細を知ることは本来大事なはずですが、今の日本のテレビ体制では無理です。

しかし、タバコに関しては、国を挙げての健康増進の流れに従って、テレビにタバコのCMを流すことはもちろん、ドラマでも喫煙シーンはありません。

だったら遠慮せずに、タバコの害悪をテレビが追及しそうなものですが、そんなことにはならないのです。