志村けん、コロナ重篤化・死去の原因は“スポンサー”と“財務省案件”!? 「お酒」と「タバコ」…それでもテレビが報道できない“カネと権力の2大タブー” 

テレビ局は、国(総務省)に放送権の許認可を握られており、放送法で「中立」「自由」と定められているにもかかわらず、国に都合の悪すぎることを報じることができるはずもないのです。

くわえて、タバコを一手に握るJT(日本たばこ産業株式会社)は、“財務省”所管の特殊会社です。健康に関係あるんだから厚生労働省あたりがふさわしいような感じもしますが、財務省です。

財務省はご存知の通り、旧大蔵省で省庁中の省庁トップとされ、「予算という名の日本のカネ」を握る“最強の役所”です。

どんな権力者も、大企業も、他の省庁さえも恐れる「泣く子も黙る国税庁」を武器に持っており、どういう理屈か、財務省の直接の金づるが「タバコ」なのです。

 

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今も続く「森友疑惑」の公文書の改ざんは、財務省トップまで上り詰めた佐川元国税庁長官の指示であると、自殺した元職員が遺書を公開したにもかかわらず、再捜査しないのです。

ある意味で、「政治家も恐れる検察特捜部」よりも財務省の方が「上級国民」である証左かもしれません。

ともあれ、カネと権力に逆らえないテレビ局が悪いというよりは、お酒にCM漬けにされて、逆らえない国の金づるがタバコである以上、土台無理な話です。

当たり障りのない事実は報道できるが、不都合が生じる真実は編集でカットされる…そんなテレビに期待する方が悪いのかもしれません。

3月29日午後11時10分、志村けんさんは新型コロナウイルスによる肺炎のため、死去しました。享年70。ご冥福をお祈りいたします。

(文◎編集部)