タモリがテレビから消える!? 近距離で会話したり、街をブラつく番組は休止か 今こそ復活が待たれるタモリ往年の密室芸!
1977年から立て続けに発売されたレコード「タモリ」「タモリ2」「ラジカル・ヒステリー・ツアー」など、タモリの「ネタ」が収録された音源はかつてマニアの間で高値で取引される伝説的なものでした。それが2000年代に入りCDとして再発されるなどして、今では比較的耳にしやすい環境となっています。
ネタの内容は、架空の外国語である「ハナモゲラ語」で喋る音声や、実際には存在しないけれど、ありそうな力士名や技の名前を連発して相撲中継を模したものなど、「世の中を薄目で見る」ような独特な視点とカルト臭さもある表現が特徴的。さらに、先行シングルの作詞作曲が桑田佳祐だったり、バックの音楽をT-SQUARE(当時のTHE SQUARE)が務めるなど、聞き応えも充分です。
大衆的で好々爺のタレントとしてのタモリしかご存じない方は、自宅時間が長いこの時期に、粘り気の強い「芸人タモリ」に触れてみるのもよいのではないでしょうか。(文◎Mr.tsubaking)
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