タモリがテレビから消える!? 近距離で会話したり、街をブラつく番組は休止か 今こそ復活が待たれるタモリ往年の密室芸!

空耳アワーの休止を、新型コロナウイルスの影響と見る向きもかなり多いようです。実際にタモリのレギュラー番組については、NHKが政府の緊急事態宣言をうけて「外出を伴うロケ、中継、収録についても(中略)可能な限り見合わせます」と発表。また、4月3日に放送された「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)の3時間スペシャルの際にも、心配の声が絶えませんでした。

考えてみると、タモリのレギュラー番組は2014年に終了した「笑っていいとも!」(フジテレビ系)をはじめとして、多くの人と近距離で会話をしたり、タモリ倶楽部やブラタモリのように街へ出たりするものがほとんど。

 

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テレビ番組は多くがそういったものだということは理解しながらも、多くの人からタモリに対する心配の声が多いのは、今年75歳という年齢もあるでしょう。日本人は3月の終わりに、志村けん(享年70)というテレビスターを失いました。同じように昭和から平成、そして令和に至るまで、テレビの中心にいたタモリまで失ってしまっては、心の損失は計り知れません。

タモリはこの30年で「大衆性」を帯びながら世間に浸透していきました。その大衆性が今、ウイルスによって損なわれようとしています。しかし元来、タモリの魅力とは、人と接触せずにたった1人で行う密室芸だったのです。