「自粛警察」という名の嫌がらせ悪質行為を許すな! 驚くべき奴らの手口を見よ 罵詈雑言を残すために街を徘徊する者たち

もしかして出歩いてるの?

 

また、徳島県では県外ナンバーの車への誹謗中傷、投石やあおり運転が頻発。飲食店が県外の人間に対し入店を拒否するなどといったこともあり、徳島県内在住者であることを示すステッカーが販売されているといいます。

こうした自粛警察の存在に、ネット上では「歪んだ正義感を振りかざすのはやめろ!」といった声をはじめ、

「同じ国に住んでて仲良く出来ないもんかねぇ。まず自粛警察からステイホーム」

「自粛警察やってる人、自粛警察って言葉のニュアンスを理解出来ずに褒められたと思ってそう」

「勘弁しておくれーマジで仕事なんだってばー県外ナンバーだからって敵視しないでー車傷付けられたらどうしよう。ホント怖い」

「やっぱり正義っていう大義名分は怖いものだ」

といった声が寄せられていました。

 

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また、脳科学者の茂木健一郎氏も自身のTwitterでこの問題に触れ、『自粛警察がトレンド入りしているけれども、とても良くない。それぞれの人が自分の良識と判断で行動することを前提にしないと、住みづらい不自由な世の中になってしまう』とし『営業中の店や他県ナンバーの車に紙を張ったりするために歩き回ること自体が変。自粛警察なのに、自分たちが自粛していない』といった矛盾点も指摘しています。

しかし、自分が「正義」だと信じて疑わない人間には、このような言葉が届くこともないでしょう。新型コロナウイルスの脅威が収束しない限り、こうした自粛をめぐるトラブルは残念ながら今後も増え続けていくこととなりそうです。(文◎絹田たぬき)