こどもの日の新聞広告「のび太になろう。」宣言に冷めた目の子どもたち 身勝手な大人たちより、ずっと我慢してるのに…
長引く学校の休校と自粛生活で、外で遊ぶこともできない子どもたち。
それは、こどもの日に限ったことではないでしょう。
抱えているストレスは、うまくコントロールして発散できない分、ひょっとしたら大人以上かもしれません。
大人たちは自粛と言いつつ、パチンコに行ったり、バーベキューに行ったり、実家に帰ってみたり、東京に戻ってみたり…と子どもたちの方がよっぽど我慢しているかもしれません。
そんな子どもたちへ「のび太になろう。」のメッセージは届くのでしょうか?
ネットやSNS上では、こんな書き込みがありました。
「子どもに見せたら、フーンで終わり、自分の方が喜んでます!」
「息子は無関心。俺がのび太になろうとしたら、妻に怒られた…」
案外、このメッセージが響いているのは大人の方で、肝心の子どもには微妙な感じもします。
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また、この広告が掲載されたのが、紙媒体の朝日新聞です。
近年の新聞部数の落ち込みと購買読者の高齢化を考えると、子どもの親世代よりも、子どものおじいちゃん世代が広告を見たケースも多いようです。
「息子に義父から、のび太、のび太になろう…と電話がきました」
「祖父にのび太になれと言われた小4の娘…はあ?と冷たい返事」
それはそうかもしれません。
いつも昼寝ばかりで、困ったらドラえもんがやって来る…、そんなのび太になりたがるのは、たいてい大人です。
さらに、ドラえもんが叫んだ過去のセリフもSNS上にアップされていました。