一般人の僕が職質で暴力団に間違えられました 何を言っても信じてもらえない警官にどう対処する!?|久田将義
「(僕、意味が分かる)あああー。そういう間違いですか。違いますよ。一般人です」
いかつい警官「(全然納得してくれず)うん、今はね。前か? 前はどこだったんだ?」
どうしても組織の人間にしたいようなので、
「どこがそう見えますぅ?」と僕は不思議に思い、質問攻めしました。
これで時間を取るのも面倒なので、嫌味なやり方ですが「僕の名前をスマホで検索してみてくださいよ」と言いながら、自ら検索してみました。関連で「実話ナックルズ」という雑誌名が出てきました。
するといかつい警官の態度が一変。
「『実話ナックルズ』、私、載った事かあるよ(笑顔)」
「え、そうなんですか。僕、その雑誌、15年前から編集長で今はTABLOというニュースサイトの編集長です」と名刺を渡します。
いかつい警官「確か『ヤクザより怖い警察官』というタイトルを付けられましたよ」と態度を和らげる。
「あ、そのタイトル。覚えています。もしかしたら僕がつけたかも知れません。でも随分前の号ですね」
確か、歌舞伎町でヤクザと警官がもみ合っているのを俯瞰で撮影した写真だと記憶しています。結構、この警察官もイケイケという事ではないでしょうか。
ついでに、その場面を撮影したであろう、カメラマンの一人の名前を出してきたので(G君と言う)
「彼とは同じ歳で、月刊創刊号から仕事してもらっています」
と言うと、
いかつい警官「Gちゃん元気ですか」
すっかり打ち解けてしまいました。
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