「そもそも東京アラートって何だよ」 歌舞伎町住人たちは都の『練り歩き』を冷ややかに見ていた 「コロナは単なる風邪」という看板を持つ人も
「力士のような体格で、声が通る新宿区の職員が、プロの司会者顔負けのトークで拡声器で客引き、ぼったくりに警鐘をならしていますから、東京都の『東京アラート』練り歩き隊の方は負けてしまっていました。新宿区の職員も『東京アラート』練り歩き隊に混ざっていたことが報じられていますが、レギュラーで歌舞伎町の見まわりをしている新宿区の職員には情報が共有されていなかったようです」
と新宿区内の会社役員の男性は語ります。
警察官は2人組でパトロールしていました。隣町の路上では、警察官が3、4人で自転車検問をしているのに、2人組とは少ないです。
「今回は東京アラートは特に、緊急事態宣言の時のように警官が集団で注意するという動きは聞いていません。今日もいつも通り二人組で警らするだけです」と身長190センチ近い格闘家のような警官は記者に語りました。
一方、「コロナは単なる風邪、うつしてください」等と書かれた紙を頭上に掲げて、マスクをしていない人がいましたが、警察官も東京都のマスク配布舞台も、スルーしていました。
「ああ、いろんな人いるからね。特に通行の妨げや暴力事件じゃないからいいでしょ」と悠長に警官は語りました。東京都、新宿区、警視庁、三者三様ですが、東京都の今回の巡回はパフォーマンスにしか見えないと感じた方も少なくないようです。(文・撮影◎安倍しんのすけ)
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