「そもそも東京アラートって何だよ」 歌舞伎町住人たちは都の『練り歩き』を冷ややかに見ていた 「コロナは単なる風邪」という看板を持つ人も

さらには、「感染者が多い」と小池百合子知事が名指しする新宿・歌舞伎町を毎週木曜日、金曜日に見回りすることになったようです。5日金曜日の19時過ぎから、感染予防を呼びかける東京都の職員、医師会の総勢約20人強が歌舞伎町を練り歩きました。

緊急事態宣言が出された2カ月前に見回りが行われた時は警視庁の警察官が数十人が高圧的に人々に声をかけて帰宅を促していたのが話題になりましたが、今回は全く状況が違いました。

「還暦近い都の職員と白衣を纏った医師のような人たちが、牛歩で進んでいました。年配の職員が拡声器で喋っていましたが、声が通らなくて、痛々しかったです。通常業務に疲れているのに、新しい業務が加わってお気の毒な感じでした。人数は20人くらいで、中年の職員がマスクを配布していました。受け取る人はほとんどいません。マスクをしている人にも強引にマスクを渡そうとするパフォーマンスも通行人からウザがられていました」

と目撃した新宿区民から声が寄せられました。

一方で新宿区では、以前から歌舞伎町のボッタくり飲食店の客引きに警鐘を鳴らすアナウンスをする職員が見廻りをしています。

 

参考記事:ヒカキン 街行く人のマスク未着を嘆くツイートに賛否両論 「考え方が自粛警察」という反論も | TABLO