「音楽的には見るべき所はありません」と厳しい意見も 木村拓哉単独ライブDVD発売 専門家がガチ分析!
まずは、ジャニーズ『たのきんトリオ』出身の野村義男さんとハードロックバンド『RIDER CHIPS』で活動なさっている『ROCK STAR MUSIC SCHOOL』の代表で、ベーシストの寺沢功一さん。元祖美形メタルバンド『BLIZARD』でメジャーデビューし、36周年を迎える大ベテランで、『B’z』のレコーディングにも参加なさっています。
「もうSMAPのキムタクではなく、アーティスト木村拓哉ですね。久しぶりに彼の歌を聴きましたが、歌唱力、表現力が驚くほどスキルアップしていて正直驚きました! 今までのファンも裏切らない、そしてこれから掴んでいくファンにも納得させるバランス感覚が素晴らしい。きっと私達の知らないところで大変な努力をされていたのでしょうね。今、木村拓哉は何をすべきなのか? を主観的にも客観的にも分析しての結果だと思います。これからの更なる進化に期待します!」
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次に、絶頂期のキムタクと酷似した美貌から「バンド界のキムタク」と注目され、バンドブーム時にポップロックバンド『恋愛信号』でメジャーデビューして25周年を迎えるシンガーソングライターの奥村慎也さん。さだまさしさんの親戚でもあります。
「やはり来たか! と思わせるあのマイケルジャクソンの登場シーン。ステージ構成はおそらく彼が思春期に見て来たであろう様々な有名アーティストのステージのいいとこ取りをしたような感じで見るものを飽きさせない! 楽曲に関しては90年代の王道のPOPS & バンドサウンド中心でこちらもやはり彼が若い頃に『こういうのをやりたかったんだ!』と思わせるような歌が多いように感じた。同じ時代を生きて来たファンにとっては懐かしくもあり、とても居心地のいい空間だったのでは。ほぼ同じ年代の私自身も自分が触れ合って来たサウンドと共通するところが多々あってなんだかつい嬉しくなってしまったね! なんでも華麗にこなすスーパースター『キムタク』に今後期待するものがあるとすれば、アーティストとしての芯の部分。大衆が作り出す『キムタク』ではなく彼自身が生み出す『木村拓哉』が見えてくればアーティストとしてさらに面白くなるだろうね」
それでは、メジャーデビュー45周年を迎える重鎮にはどのように見えるのでしょうか。