日大ラグビー部暴行コーチの「ラグビーにかける情熱」報道はノイズに過ぎない! 日大はヤクザが本当に背後にいるのか調査すべき
脅迫罪にあたる文言の数々。40歳にもなる、そして人を指導する立場の人間が、まるで暴走族同士のようなやり取りをしている事に、人間性を疑います。
もっとも、暴走族の少年たちだったら、不良少年ネットワークから、このコーチの言っている「ヤクザ」が本当がどうかリサーチする事でしょう。そしてもし、何の関係もなければ、報復をするのではないでしょうか。
報道で、このコーチがどういった人物なのかを紹介する際、
「ラグビーにかける情熱は大したものだった」
「日大ラグビー部のランキングを挙げた」
といった声が取り上げられています。
しかし、そんなのはどうでも良い訳です。たかが(あえてたかがと言いますが)、日大ラグビー部がリーグ戦で順位を数位あげただけです。功罪のうち功と言えばそうですが、本当に強いチームは帝京大のように優勝回数9回といった、ラグビー史に燦然と輝くような成績を持ったチームのことを指します。このコーチが数位あげたとして、帝京大や、早稲田、明治、慶応のような伝統校が築いた数字には遠く及びません。これは決して日大ラグビー部をディスっている訳ではありません。
つまり、こういった報道にありがちな「だけど」は無視していい「ノイズ」に過ぎません。この場合「だけど」は通じないのです。
もし元コーチの良いところを挙げようとして、あるいは元コーチが「順位を上げたのは俺の功績だ」(だから傍若無人に振るってよい)という意識だとしたら、よほどチンケなものだと言いたい訳です。
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