24時間テレビで「お祭り偽装」のねつ造報道 “デッチ上げ”常習者の日本テレビ 制作したのはあの『イッテQ!』スタッフだった
時間はまず、日本中を地獄に叩き落とした未曾有の災害、東日本大震災が起きた2011年にさかのぼります。
その年の8月、日本テレビのチャリティー番組『24時間テレビ』は、東日本大震災で亡くなった方々の冥福を祈るため「あの日、日本が世界からもらった力」と題して、女優・黒木瞳が日本への支援を表明した国を訪ねる海外リポートを“番組内ドキュメンタリー”として放映しました。
「世界から…」とは言うものの、それはほとんどがタイがメインのVTRでした。
そのタイで、『毎年行われる夜空へ灯籠を飛ばすコムローイ祭り、今回は東日本大震災の被害者のためにタイの方々が灯籠を飛ばしてくれます』というドキュメンタリーを製作現場から取材し、放送しました。
黒木瞳も夜空を見上げ涙目で灯籠を眺めておりました。
しかし、この祭りがねつ造であること、やってきた人々は安い金で買収された人々、東日本大震災の犠牲者のために飛ばすなんて誰も知らなかったこと……が、本サイトの取材で明らかになりました。