女性注意! カフェで自分を凝視する老人 ふと下半身に目をやると……ギエエエ!! 防犯カメラには恐ろしい光景が…|裁判傍聴

犯行現場は喫茶店店内でした。

「寒かったからコーヒーを飲みに行った」

という彼は、はじめは店の2階、窓側の席に座っていました。

彼が入店後、しばらくして他の女性客が来ると、彼はおもむろに女性客の隣の位置の席に移動しました。そして左手で雑誌を読みながら右手で性器のあたりをしきりに弄りはじめました。はじめ女性客は隣席の老人の挙動など気にも止めていませんでしたが、ふと隣を見た時に彼が性器を露出させていることに気がつきました。そしてすぐに席を立ち、店員に事の次第を告げて店から退店しました。女性客が退店した後に彼もすぐ店を出ていきました。

この犯行の一部始終は店の防犯カメラにはっきりと記録されていました。そこには約20分間に渡って性器を露出して弄っている彼の姿が映っていました。

 

法廷では彼は「性的な意図はなかった」という主張を繰り広げていました。犯行態様からはどう考えても性的な意図しか感じとれませんが、彼には彼なりの主張があったのです。

彼が喫茶店店内で性器を露出していた理由、それは

「痒かったから」

でした。

まずは弁護人とのやり取りから見ていきましょう。

 

――なんで店内で性器を露出したんですか?

「半年前からちんちんがすごく痒くなることがあって、それで掻いてました」

――別に露出しなくても掻けますよね…?

「そうなんですけど、露出しているという認識がなかったです」

――病院には行ったんですか?

「逮捕された後に警官と行きました。インキンタムシだって言われました。薬も貰って、だいぶよくなりました」

インキンがとても痒い、という話なら聞いたことがあります。しかし掻くならズボンの上から掻けばいいと思いますし、最悪下着の中に手を入れて直接掻けばいいのでは…と思います。隣にいた女性の気持ちになれば、突然横にいた老人が下着の中に手を入れてなにやらモゾモゾ動かしている、という状況ですしこれはこれでかなりキツいものがあるとは思いますが、露出されるよりはまだ多少はマシなのではないかと思います。

…いや、やっぱりどっちもどっちでしょうか。もうよくわかりません。

ともかく、次は検察官とのやり取りです。

 

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