【新宿地下伝説2】大量の人骨が出土した戸山公園一体に眠る謎【旧陸軍731部隊が関与か?】

西早稲田駅・謎の地下1階

東京メトロ副都心線・西早稲田駅は、地上から地下2階の改札まで直行するしかなく、地下1階には誰も入れない。なぜそんな構造になっているのか? 実はそのフロアは、隣の戸山公園の地下へと繋がる通路だからだ。その通路の先には、旧日本陸軍が残した(そして現政府もそれを流用して使っている)巨大な秘密施設へと行き着くのである……。

絶対に侵入することができない西早稲田駅地下1階

確かに西早稲田駅の地下1階はいつもシャッターが閉まっているし、エレベーターで降りようとしてB1階のボタンを押しても、何の反応もなく通り過ぎてしまう。エレベーターが地上1階と地下2階を昇り降りする一瞬、中間のB1フロアが見えるものの、いつも真っ暗なので奥がどうなっているかは一切分からない。

もちろん、こんな話などSF的妄想に過ぎないと誰しも思うだろう。

とはいえ、戸山公園および都営団地の戸山ハイツ一帯が、終戦まで旧日本陸軍の用地だったことは確かだ。実際、陸軍病院のあった国立国際医療センターの壁には、かつて地下壕として使っていたらしきトンネル跡が現在でも残されている。さらに近年では、地下と日本軍にまつわるミステリー「戸山・人骨発掘事件」も発生した。