堀江貴文氏により休業となった餃子屋店主が有料記事を配信 そこに書かれていた悪夢とは 瞼の裏に浮かぶ「偽ゴキブリ混入」事件
店長が「入るような状況ではないのですが、申し訳ございません」と、茶黒男性に向けて言うと、やはり無言。で、胸板男性が「誠意を見せろ」といった類のことを言うと、茶黒男性が「誠意見せやがれコノヤロー!」と続けます。その後「誠意を見せろ」「他のお客様の迷惑になりますので、お帰りください」といった押し問答の最中、副店長が呼んでいた警察が到着。3人組は、警察に促されるままに店を後にしました。
その後店長から、「当たり屋だった」と報告を受けたことで、「あの茶黒男性は、胸板男性に命じられてゴキブリを生け捕りにしていたのかな。舎弟はなんでもするんだな」と思ったものです。
今回、店主の記事を通して堀江さんらの言動を見ると、まさしくこのときのドキュソ(当時、広く使われていたネットスラング)そのものだなと実感せずにはいられません。
彼らの対応をしていた店主の奥さまは、この日の出来事にとんでもない恐怖を感じ、生活もままならない状況のよう。広島といえば、北関東出身の筆者の貧弱な発想では、仁義なき方々がそこかしこにいるような土地であり、飲食店関係者も猛者ばかりなのではないかと思っていましたが、このお店のお客さんたちはきっと良心的な方ばかりだったのだと思います。
いい店には、いい客が集まるもの。
陰ながら、復帰を願っています。(文◎春山有子)
あわせて読む:携帯ショップの店長が客を『クソ野郎』とメモ 『親が支払いしてるから、お金に無頓着』なので売り込めと指示 | TABLO