批判殺到!『GoToEat』わずか1週間で見直し 『トリキの錬金術』問題を受け 「やる前にわかるだろ」の声

『Go To Eat キャンペーン』とは、感染予防対策に取り組みながら営業している飲食店および、食材を供給する農林漁業者を支援するためのキャンペーン。その取り組みの一つとして、10月1日より飲食予約サイト経由で予約した利用者に、昼食時500円分、夕食時1000円分のポイントを付与する事業が始まっていました。

しかし、間もなく『トリキの錬金術』と呼ばれるポイント稼ぎの方法が話題に。これは、夕食時に居酒屋『鳥貴族』を「席のみ」で予約、来店時に「1品(327円)」のみを注文し退店、「1000円分のポイント」を入手するという方法。つまり、327円を支払う事で、差額分の673円分のポイントが丸儲けということになります。これがネットで拡散、ポイントを荒稼ぎしSNSに投稿する者が多く現れました。

当然、『鳥貴族』にとっては、飲食予約サイトに手数料を支払わなければならないこともあり、利益が出ない厳しい状態になっている、と多くのメディアが報じ大騒動に。

これを受けて、8日、農林水産省が記者会見し「付与ポイント未満の利用を抑制する手段を各飲食店に取ってもらう」と『トリキの錬金術』を封じる措置をとることを発表しました。

しかし、ツイッターでは当然「やる前にわかるだろ」といった声や、

「Gotoイート見直し、それ最初に聞いた瞬間に俺がつっこんでいたとこじゃん。1000円以下の食事だと丸得やなと。というか誰でも思いつくよなそんなの」

「最初から、そうすべきだよ。まあ、税金だからな自民党のやることはいい加減だわな」

といったツッコミが噴出。また、

「庶民にとって釜飯の380円はぜいたくだよ!貧乏人が1000円の外食できるのか?」

「昼食500円で夕食1000円だ?先行きが見えない中そんなぜいたくできんよ。」

などと政府への批判の声が多くあがっています。

ちなみに、都内で個人経営の居酒屋店を営む店主に話を聞いてみると

参考記事:なぜ「おっぱいパブ」はクラスター感染を発生させるのか そのメカニズムを徹底解説 コロナ禍において重要視すべき営業形態 | TABLO