批判殺到!『GoToEat』わずか1週間で見直し 『トリキの錬金術』問題を受け 「やる前にわかるだろ」の声

「飲食予約サイトの手数料が200円だとすると、最低利用金額1000円では利益率がけっこう下がる。みんな、もっと高く設定するんじゃないか。あと、急に予約サイト使えって言われても予約管理の手間も増えるんだよ。役人の考えることは現実感に乏しいよね」

とコメントしてくれました。

今回の『Go To Eat』では、政府が考案したシステムの穴を利用した人がいたために大騒動になりました。振り返れば『ふるさと納税』でも、こうした制度の穴のせいで問題が起きています。泉佐野市が、Amazonギフト券などの返礼品で人気を集め、全国トップの寄付額を獲得。しかし総務省は、「返礼品は寄付額の3割以下とし、地場産品に限る」などの規制基準を定め、最終的にふるさと納税制度から泉佐野市を除外処分に。泉佐野市側は違法だとし訴訟を起こし、今年6月30日に最高裁の判決が出て泉佐野市が勝訴しています。

支援するための取組は良いのですが、それによって余計なトラブルが起きては元も子もありません。今後、新たな施策を打つ際は、このようなトラブルが起きないよう、検証を繰り返し、後から制度を変更することがないよう問題のない制度を作っていただきたいものです。(文◎デューク・テルゴ)

あわせて読む:混乱招く『感染防止ステッカー』 小池都知事に問いたい「意味あります?このステッカー」 行きつけの店から感染者を出さない為にも | TABLO