買ったミルクティーを冷蔵庫で2日間保管しておいたら……今から恐ろしい話をします
固化した成分で可能性があるのはグルコースシロップ(水あめ)だとしています。実はタイではアイスティーにグルコースシロップを混ぜて粘性を高めキャラメル状にした「粘りティー」(タイ語で「チャー・ニアオ」)が考案されて流行の兆しが出ています。
グルコースシロップはでんぷんが成分で、通常はトウモロコシや小麦、ジャガイモが原料ですが、タイでは主にキャッサバから作られるタピオカでんぷんが原料に使われています。つまりタピオカでんぷんでできたタピオカの入ったタピオカミルクティーが、タイでかたちを変え「粘りティー」へと進化したと言って良いかもしれません。
ジェッサダー准教授は、このアイスミルクティーを購入した店ではおそらくグルコースシロップを混ぜていたと思われると結論付けています。
粘りティーもそのうち日本に上陸するかもしれません。冷蔵庫に入れて固まっても驚かないように心の準備をしておいた方が良さそうです。(文◎赤熊賢)
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