『共演NG』(テレビ東京系)が好スタート 芸能界だけではないメディア人たちの「共演NG」に要注意|久田将義

一時テレビ番組の制作に関わっていた古本コレクターでもありも細かいうんちくを語って重宝されていたるライターB。盗作騒動があってから失速しましたが、彼と共演を拒むライターも少なからずいました。

作家ですと、「文壇のボス」とも言われ保守系の作家では群を抜いて存在感を示していたCさん。この人とは僕も親しくしていました。また、彼と敵対していたオタク系作家のDさん。一時、Dさんの連載を担当していて、Dさんも文章で僕の事を皮肉まじりに「Dとも付き合うなどそつがない」と書いて頂いたのですが、数年経ったある日、電話をしてみたら「君、誰?」状態でした。Dさんとの付き合いが思ったより深かったのでこういう態度になってしまったのかとも思います。

政治方面に目を移しましょう。菅総理がまだ官房長官時代、執拗に質問する事でも知られてた新聞記者Eさん。すなわち、安倍政権時代の話です。Eさんは、瞬く間に頭角を表し一定層からの支持を得ました。僕などは、選挙に出たら当選するのではと思っています。それに違和感を唱えたのがライターFさん。ツイッターでは明らかにEさんに対する批判をツイート。お二人とも、芯がしっかりしていらっしゃるので僕や他の編集者たちもこの「闘い」を遠巻きにしてみていました。どちらにも触れる事がないように。

サブカルに戻ると「共演NG」というか「出禁」状態になっているのが、ロフトプラスワンと千葉麗子氏でしょう。一時、千葉氏はロフトプラスワンにかなり登壇していた思われますが、千葉氏が「パヨク」と言い始めた頃から、登壇はなくなりました。

「共演NG」。

外野から見れば、ざわざわして面白いのですが当事者やその周辺の人々はひやひやで、火の粉が降りかからないように気を付けるのみです。概してベテラン同士の「共演NG」は修復が不可能でしょう。なるだけ距離を置きたいものです。(文◎久田将義)

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