タイツメーカーに続いて猿園 相次ぐ炎上で「女性蔑視」がトレンド入り 論争はエンドレス状態か

過去においては、宗教や文化的な要因などから女性は弱い立場にありました。第二次世界大戦後、男女平等の価値観が生まれ女性にも権利が認められ、女性が社会進出するとともに男女格差や差別が解消されつつあります。

しかし、まだまだ女性の地位が低い国は多く、女性蔑視や女性差別はなくなっていません。これを問題視し国連では、2030年の達成を目標する「持続可能な開発目標(SDGs)」の1つに「ジェンダー平等(男女の性区別)を実現しよう」を掲げ、男女の平等、全ての女性に対する差別に終止符を打つことを目標にしています。

昨今では、企業においてジェンダーやハラスメント研修をしているようですが、まだまだ浸透していなかったことで、今回のような一連の炎上騒動が起こってしまったのかもしれません。

ジェンダーに関することは、センシティブな問題が多く、差別意識がなくとも問題視されることもあるので、少なくとも企業においてはイメージを悪くしないためにも、敏感になった方がいいようです。(文◎デューク・テルゴ)

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