ぼくらが受けるリアルな被害:ニコニコ生主(なまぬし)とは何か?
チケットが2000円というそこそこ名の知れてるお笑い芸人よりも値段の貼る素人に対して規定外の価格設定にも関わらずこれだけの多くのお客さんに足を運んでくれるとはまことに光栄である。
しかしながら生放送でこういう大規模なイベントや企画を行うと必ずつきまとうのが、その手の嫌がらせ行為である。中には性犯罪に巻き込まれ泣き寝入りして引退してしまった女性生主も実際いると聞く。
今回のロフトでのイベントでも犯行予告があり、出場者の3名が名指しで2人は殺害予告、1人は誘拐後にレイプして山に捨てるなどとツイッターに書き込まれた。すでに警察には届けてあるが迷惑しかかけない許せない行為である。
現に私も実際に多くの嫌がらせ行為を受けていてアンチに居場所を特定され引越しも2回余儀なくされた。現在の居場所がいつバレないかドキドキものである。
まずは、家に消防車や頼んでもないピザが3人前届くのはよくあることだ。西日暮里のマンションから引っ越す時には出前の中華セットが勝手に届き送られて配達員を困らせた。
さらにはドアに悪質な落書きを書かれている紙を張られたり、男性から大量の髪の毛が茶封筒いっぱいに送られてきたこともあった。
これだけではない。ニコニコ生放送の生主はだいたい本名がバレていて、私も2ちゃんねるの掲示板に名前、住所日時をかかれ殺害予告をされてしまい、ネットを通じて多くの人に自分の住んでる住所が知れ渡り引越しを与儀なくされてしまった。
ネットでの犯罪予告を警察に相談すると、
「こんなネットで情報を出してるあなたも悪い」
「単純にネット配信をやめればいいんじゃないの?」
「こういうのはよくあることで犯人検挙は難しい」
などと、この手の相談は相手にされないことが多い。
つまりネットで放送をしなきゃこんなことにはならない、自分で情報を出すからこうなるんだと言わんばかりに予告をした犯人よりも被害者が責められる始末である。
タイトルにあるように、生主をやって騙されて犯罪そのものに巻き込まれた人は多く存在することを忘れてはいけない。これは一例である。
・金の貸し借りで配信者に70万騙し取られたリスナー
・ヤクザを使って彼氏と別れさせたあげく強引に肉体関係を持ち中出しをした配信者
・某組長の息子の名を語り配信者から多くのお金を借りそのまま消えたリスナー
・CDも出してる超有名歌い手グループに招かれ歌い手2名に3Pさせられたリスナー
こんなエグイ話がまだまだ発掘されていないだけである。配信者は目立てば目立つだけアンチも増え被害も増える。
私も幕張メッセで行われた超会議2でも殺害予告で出入りを控えるように催促され、虎の穴でのDVD発売イベントも殺害予告で中止&商品全返品。こんな面倒なことだらけでまいってしまう。
現在はこういうことが行われても相手にせずすぐに警察に通報などして下手に相手をしないこと。これが一番である。
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Written Photo by 横山緑
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