お寺のテレフォンセッ●●が聴ける「出かけない珍スポット」を発見! コロナ自粛に光明を見た
ご紹介するのは、テレフォンセッ●●が聞ける電話番号。
煩悩にまみれた方は、この伏せ字を見て、いかがわしいことを想起されたのではないでしょうか。実はこちら、いかがわしいものでもなんでもなく「テレフォン説法」が聞けるというものなのです。
通話先は大分県の、通称城山鬼子母神と言われる「法華寺」という日蓮宗のお寺。語呂合わせで「24時間、良い日蓮」になっています。実際に電話をかけると、コール音が数回なった後にテープの音声がはじまります。
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内容はまず、「先日、大寒波が訪れている中、葬儀のためにフェリーに乗って愛媛県まで行ってきました」といった、落語におけるマクラのような世間話からはじまります。
再生されるテープは月ごとに更新されており、時節にあった話が聞けます。
今月の本題は「仏事Q&Aシリーズ」で「お布施とは?」というもの。
テープによると、まず「布施」というものには法施・財施・無畏施の3種類あるそうです。一般的にお布施と聞いてイメージされる、お坊さんやお寺に支払う金銭はこのうちの「財施」にあたるといいます。仏教を知らなければ、お坊さんに対するギャランティのような感覚で支払う方も多いかと思いますが、これは「自らの財産を手放し、貪りから離れる」という行為で「喜捨」とも言われるそう。仏教の中でも大切にされる行為で、六波羅蜜といわれる6種類の修行の中でも、最初の一歩に位置付けられているものなのだといいます。