「私はコロナで友人を亡くしました」 新型コロナウィルス自覚症状出てから3日で亡くなってしまった友人を偲んで

「いつも通りに元気でした。普通に話をしました。亡くなってしまったなんて信じられません」

また、亡くなる3日前に話した別の知人によれば「味が全く分からない。匂いも無いからコロナもしれない」とXさんは話していたそうです。その後、Xさんは音信不通になり、不安に思った知人が警察に通報したところ、コロナと糖尿の合併症による自宅マンションでの孤独死が判明したとのことです。

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Xさんを偲ぶ友人はこう語ります。

「年末年始で近所の病院が休みだったこと。重篤な自覚症状が出ていないので、自宅療養を選んでしまったこと。一人暮らしで身近な人が異変に気づかなかったこと。等の理由で病院で治療を受けることもなく亡くなってしまったのは本当にお気の毒でした。私生活に干渉するのは、問題があるご時世ですが、ウザがられても病院にXさんを連れて行けば良かったと悔やまれます。

以前、電話で話したら、体調不良が判明した別の友人のために救急車を呼んだらキレられたこともあったので、躊躇してしまったのです。Xさんはポジティブで他人に迷惑をかけたくないという想いの強い方でしたから、救急車を呼んだら拒否したかもしれません。それでも119番すれば良かった。Xさんは、面倒見良く、義理堅い人でした。先立った友人の追悼会を主催していたXさんなのに、ひっそりと親族葬を終えて、お別れもできないなんて悲しすぎます」