茨城県一家殺傷事件 岡庭容疑者は30Km以上離れている被害者宅をいかにして走破したのか 実際に走行してみた結果
ネットが発達しているこの時代。近所では不審者は噂になり、SNS上でも拡散されるものです。岡庭容疑者は10代の時に傷害事件を2件起こしており、報道ベースでは猫を虐待していたとの話もあり、これだけ見ると神戸児童殺傷事件(酒鬼薔薇聖斗事件)と共通している部分かあるように見えます。因みに、酒鬼薔薇事件も当時にSNSがあれば、かなり早い段階で「酒鬼薔薇聖斗」の正体も噂になっていた事でしょう。
前記で「土地勘がないとできない犯行」という主旨の事を記しましたが、しかし岡庭容疑者の自宅三郷市から被害者宅まで30km強。「土地勘がある近所の人間」の犯行とはとても思えません。まして、岡庭容疑者は自動車免許を持っていないとのこと。では、どのようにして被害者宅まで行けたのでしょう。
1・無免許で両親の車を運転していった
2・タクシーを使った
3・自転車で行った
2は今のところタクシー会社からのタレコミがないのと、1も無理して行けない事はないですが、職質に遭う可能性もあります。捜査本部は自転車で行ったとみているようですが、真夜中の雨が降る中、30kmも走破できるものでしょうか。
太陽の下に新しきものは無し
という言葉があります。どんな犯罪でも類似しているものがある、という意味でも使用されています。岡庭容疑者が前歴から快楽殺人者だとしたら、この異常行動も納得は出来ます。小平義雄、大久保清、前上博、そして酒鬼薔薇聖斗や世田谷一家殺人事件の犯人などなどがこれらに当てはまると思うのですが、世田谷一家殺人事件の場合、犯行後も数時間居座り、アイスなどを食していました。常識では考えられない行動です。
ですから岡庭容疑者が仮にこのパターンだとしたら、常軌を逸した行動をとることも考えられます。「事実は小説より奇なり」です。ただし5月9日現在ではあくまで「容疑者」。不起訴処分と言う事もあり得なくもない訳です。ここは冷静に経緯を見た方が良いでしょう。さて本サイトでは、自転車で被害者宅まで行ったというルートを推定して、三郷市の容疑者宅から茨城県境町まで車で行ってみました。当然、高速道路は使えません。