急に会見し出した菅総理 謎の自信の根拠はバイデン首相会談が成功した(と思い込んでいる説)│プチ鹿島

『日米首脳会談 五輪質問答えず 首相、「想定外」に緊張? 「バイデン氏へのみと思った」』(毎日新聞4月21日)
菅首相は日米首脳会談後の共同記者会見で、ロイター通信の記者から「公衆衛生の専門家も疑問視する中で、五輪を開催するのは無責任ではないか」と問われました。ところがその質問をスルーして批判された。
このことに対して、

《政府関係者は「首相はイヤホンで、同時通訳で質問を聞いていたが、自身に対する質問だったと思わなかったようだ。相当緊張していたのだろう」と説明。》(毎日)

この「援護」もなんだかなぁと思います。百歩譲って本当にそうだとしても「相当緊張していた」ことが援護になるとは……。

菅首相、逆ギレ会見の真相 「ぶら下がり」で逃げようと思ったのに記者の質問攻めが思いのほかヤバかったのでライフ0に|プチ鹿島 | TABLO 

やはり日頃からちゃんと会見で答えて”トレーニング”したほうがよいのではないでしょうか。ペーパードライバーがいきなり海外の道路を走ったところで無理です。でもご本人は「訪米で自信?」というのですから、今までどれだけ人前で「公」の言葉をきちんと発してこなかったか。そこらへんが見えてきてしまうのです。(文@プチ鹿島 連載「余計な下世話」)