AKB48は乃木坂46を越えられるのか 原点の「キラキラ感」は色あせない

逆転はあり得るのか。

かつてAKB46は社会的現象とまで言われました。確かに乃木坂46は現在のアイドル界の頂点に君臨していると言って良いでしょう。乃木坂が結成された際はAKB全盛期で、今やお茶の間で見ない日はない人気者・指原莉乃さんがまだ「お笑い担当」だったころです。その頃から元乃木坂の白石麻衣さんらの美貌は評判になっていたものの、AKBの「キラキラ感」の勢いには追い付けないでいました。果たして、どこまでAKBの勢いは続くのだろうか。そんな思いを抱いたファンもいた事でしょう。

が、総選挙が終了したあたりからAKBのかつての勢いは落ちていった事は否めません。かつてはある社会学者が「前田敦子はキリストである」とさえも表現されたのに。それからの乃木坂46、そして欅坂46(櫻坂46)、日向坂46の勢いは、言うまでもありません。
48グループの冠番組はいくつもありました。が、現在は一つのみ。「乃木坂に、越されました。」(テレ東)。それでも大したものです。人の好み=流行というはサークリングするものです。乃木坂の清潔感に流れが行ったものの、AKBのコンセプトは「クラスで2番目の女の子」。そしてAKBとは「甲子園」。高校野球に人々が熱狂するのは、高校球児たちのけれんみのないプレーです。

そこは原点です。卒業してから本格的なプロの世界に入っていくか、そのまま一般の人生に戻るのか。いずれにせよ、青春を燃やした人には拍手を送りたいですし、アイドル・芸能人だけで人生ではありません。大海の中に漕ぎ出していく彼女たちの幸福をねがうばかりです。

因みに最後の1期生峯岸みなみさんが卒業。また30歳に突入し、難病を克服した柏木由紀さんが元気に復帰しました。大島優子さんが結婚を発表しました。感慨深いものがあります。「神7」と呼ばれたメンバーがいました。
敬称略で前田敦子、大島優子、篠田麻里子、小嶋陽菜、高橋みなみ、板野友美、渡辺麻友。この初期の上位7人こそが「神7」と古参では言われており、筆者も賛同するところです。

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またシングルでは未だに「ヘビーローテション」などがカラオケで歌われていますが、古参に聞いてみると「初日」「チームB推し」「桜の花びらたち」が人気です。因みに筆者は「心の羽根」(チームドラゴン from AKB48)ですが、このメンバー前田敦子、大島優子、渡辺麻友、高橋みなみ、板野友美、柏木由紀、小嶋陽菜がベストだとあくまで個人的に感じています。