エイベックスvsFRIDAY 法廷決着か
近年の裁判は、「例え真実であってもその人の社会的地位・名誉が棄損されれば名誉棄損が成立する」という公共性・公益性に加え、もっとも法廷で問題となる「真実性」については、「真実あるいは真実に相当かる理由」を重視している。
一方、高山氏は買収に成功した時の方針や自身の経歴を述べたにすぎないと徹底抗戦しているようだ。さらに松浦会長が動画配信の中で「高山直樹、ばかじゃないの、って感じ」「いじめてやるわ」などと発言したことを持ち出し、「名誉棄損されているのはむしろ私だ、と言いたくもなります」などと反論した。両者とも全く譲るつもりはなく、法廷の場で真っ向から対立している。司法の判断が業界中から注目されている。(文@編集部)