「お前の授業はつまんねえんだよ!」 立教大学で講義中に先生vs生徒の大喧嘩 学生の「お客意識」が遠因か
「生徒も教員も他人の迷惑を考えずに、自己中心的に罵っているのが三流大学の証。最近は、昔より良くなったと言われていましたが、教員が他の学生に配慮せずに、退室するのも残念です。つまらない授業をする教授は昔の方が大勢いらした東大から流れてきた某教授は挨拶もできずボソボソ本を読むだけでした」
トラブルの背景について、予備校職員は
「近年、塾、予備校の生徒争奪戦で教員を生徒が査定する等、教育のサービス業化が進行しています。昔より、お客様意識の高い学生が増えているので、大学の先生も大変だと聞いています」と分析しています。
実は、授業を妨害する学生も最近増加の傾向にあるそうです。
「他の学生の迷惑を考えずに、授業を中断する学生は増えているので、専門学校、大学の先生は苦労しています。ウチの学校では、授業中に居眠りして起きた生徒が、『今何ページやってんの?』と教室後部座席から叫んで授業を妨害することは頻繁にあります。先生からクレームが入り、休み時間に職員が生徒に注意しようとすると、ポーズを決めてスマホで自撮りを続けたり、職員を動画撮ろうとしたり、本当に対応に困ります」
と専門学校の職員は話しています。
2018年には、立教大学園祭「橋本環奈イベント」に1000人殺到で中止という警備の甘さが招いた不祥事、2013年には、中高一貫校の立教池袋中学・高校(東京都豊島区)の男性元事務長2000年から11年の12年間にわたり、福利厚生資金など、計8312万7763円を着服という事件がありました。
「立教は、身内の不祥事の処分が甘い傾向があるので、今回の事件に対してどのように大学が処分を下すか注目しています。」と大学OBは語っています。
大学には、自治があるとはいえ、大声を出して授業を妨害するのは、威力業務妨害罪の適用もできなくないとの声も法曹関係者から上がっています。(文・九頭龍腐流腐流)