ジャニーズ事務所木目田弁護士に懲戒請求 泥沼化する騒動の行方
懲戒請求経験が豊富な会社経営者は、 「委員をしているのは弁護士会の弁護士です。先輩や仲間が裁く形なので、基本的に、処分が甘い傾向があります。刑法、刑事訴訟に関して、木目田弁護士が正しくない発言をして、東山紀之氏やジャニーズ事務所を守ったということを指摘している法曹関係者も多いのですが、懲戒処分に該当するかは、世間の常識とは違った尺度のようです。 裁判でも不利な被告を弁護する弁護士は、 法的に間違った主張をします。 違法行為を助長させて、損害を与えた という程度だと懲戒処分にならなかったことが 多いです。クライアントのお金を使い込んだとか、成年後見人の弁護士が成年被後見人の資産を私的に流用したとか、明らかな犯罪でないと弁護士会は、厳しい処分を下さない傾向があります」 と話しています。
東京地方検察庁特別捜査部出身の木目田 裕弁護士は、危機管理のプロとして周知されていますから、今後の展開に注目です。 「検事出身の木目田弁護士は、メンツを潰された名誉毀損の損害賠償請求訴訟を佐藤章氏等を被告として提起する可能性もあります。 佐藤氏の勇気は素晴らしいと思います」 と法曹関係者は話しています。 懲戒請求が出されてから、審理の結果が 出るまで一年近くかかるので、 結果が出るのは来年と思われます。(文@星野純連)