失態続きのフジテレビ…頼みの綱は極楽山本の復帰?【芸能記者座談会】

※出席者

・週刊誌記者A(38歳/西麻布、銀座、六本木で情報収集)

・女性誌記者B(39歳/恵比寿、青山がホームグラウンド)

・スポーツ新聞記者C(42歳/お台場、汐留、新橋が拠点)

A「まあ、今年も民放の夏、24時間、27時間テレビが終わったわけだけど」

B「日刊ナックルズの元ジャニーズ平本淳也の記事が炎上したらしいね」

C「『嵐のギャラは当然』って記事でしょ」

B「あれは賛否両論生むよね(笑)」

A「テレビ局側からすれば正論だけど……」

C「視聴者としては納得がいかないってところだよね」

B「ところで、その27時間テレビでちょっと気になったのが加藤浩次が相棒の山本に対して言及したこと」

C「実際にはAKB48の渡辺麻友への『顔面蹴り』ばかり注目が集まっていたけど」

A「極楽山本の復帰話っていつも水面下で囁かれるんだよな」

B「それと『今、何やっているか』っていう噂もね」

C「消えた芸人の中でもそれだけ待望論が多いってことだろ。正確には消えさせられたってことか」

A「加藤の言及はさ、AKBも絡んだゴールデンのコーナーだっただけに、ある意味で目玉としてぶち込んできた感があるよね。確信犯というか」

B「とはいっても顔面蹴りばかりが注目されちゃったんだけどね(笑)」

C「正確には山本の復帰を待望してるのはフジと後輩芸人のごく一部ってことなんだけどね」

A「毎年、山本の復活を27時間の軸にしてはどうかという話は出てくるね」

C「フジにはそれくらいネタがないってのが正直なところ。フジは韓流推しが疑われて、『嫌われているテレビ局』というレッテルまで貼られている。しかも視聴率はガタ落ちで民放3位に転落。今年はそんなタイミングだし、『山本の復帰』というリスキーな賭けはためらったんだろうね」

A「それでも加藤が山本の名前を出し、AKBもそれに乗るという台本は、『山本復帰について世間がどう思っているか』の様子見という意味合いもあったはず」

B「あ、ちなみに日刊ナックルズの読者の皆さん、台本て言葉が出てきたけど、テレビ番組には必ず台本がありますから(笑)。台本がない番組なんてないので。最後のテロップに放送作家の名前が出てきますから」

C「まあ、それくらいフジは追い詰められているってこと。俳優の藤岡弘、について虚偽の内容を放送したとして公式に謝罪させられているし。先日は世界柔道決勝の途中に突然CMを入れて、その間に試合が決まるという大失態を連日犯している」

A「その上、今年の27時間テレビは平均視聴率が10%に届かない史上最低の9.8%。女芸人集めて内輪受けの番組内容では視聴者の心は完全に離れる。そもそも27時間ずっと平均が10%以下って民放にとっては大問題だよ。そりゃ、当期純益も48.8%のマイナスにもなるでしょって話で」

B「もはや、話題になるなら山本の力だって借りたいというのが内情のようだ」

A「山本は東京→宮崎→ハワイ→東京→広島というように生活の場を変えているらしいね」

B「介護の勉強したと思ったら、スーパーで肉巻きおにぎりの実演販売したり、パワーストーンの営業だったり、広島焼きだったり。本人は復帰する気満々らしいけど、周囲のタニマチもよくしてくれてるんで、そこそこの生活を送れているようだ」

C「復帰にはまだ時間がかかりだろうね。だけどもし復帰となれば、『めちゃイケ』以外はあり得ない」

A「この前、変わったばかりのフジテレビ亀山社長はドラマとバラエティをさらに強化し、ネガティブイメージを払拭しようと息巻いているしね。そもそも亀山社長は『めちゃイケ』スタッフと懇意で、この番組をバラエティの柱に考えているからね」

B「局の起爆剤として『山本復帰』に頼るなんて、どれだけ後ろ向きなんだか(笑)」

A「亀山社長がごぼう抜きで抜擢されたことで、山本の復帰が早まったともいわれているのは、そういう社内事情もあるってわけだよ」

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Written by 日刊ナックルズ編集部

Photo by 極楽とんぼのテレビ不適合者 DVD-BOX/ポニーキャニオン

極楽とんぼのテレビ不適合者 DVD-BOX

早く復帰させないと寺に入っちゃう