まずは給料の手取りを増やすことでしょうが!
いきなりの発表でした。政府が3紙幣のデザインを一新するということです。その肖像画が1万円札は渋沢栄一、5千円札は津田梅子、千円札が北里柴三郎になるとのことでワイドショーはなぜか熱く語っています。
一体どのような狙いがあるのでしょうか。お札のデザインを変えるという権限は財務省にありますが、俺達はすごいんだぞということを見せつけたいのか、変更予定の2024年頃は消費税で冷え切った社会になっているでしょうからそれを誤魔化すためでしょうか。
いずれにせよ「また無駄なことを!」と意識の高い感じた方は多いのではないでしょうか。この「キャッシュレス化を迅速に」と言われている最中に、紙媒体のお札に構っている時間などないはずです。デザイン一新だってダタで出来ることではないはずです。
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世界のキャッシュレス化を見たとき、日本はわずか18.4%で、いまだに現金主義が横行しています。ちなみに韓国は89.1%、中国も60%も進んでいます。完全に世界から遅れを取っている状況なのです。
現金を持ち歩くの不便であるだけでなく、セキュリティの問題もあります。電子マネーや決済アプリ、デビットカード決済の普及に努めていかなければ、せっっかく生まれたインバウンドも遠のいていくかもしれません。
さらに、国は副業や投資を推奨しているのに、生のお札を持ち歩いていたらその感覚は養えないのではないでしょうか。
お札より、さらにうっとおしいのが小銭です。もう、やめませんか、小銭。あんな重たいものより、100円札、500円札を改めて作りませんか。自動販売機などは改修が必要ですが、そのくらいの補助金は後々取り返せるはずです。
財務省の役人さん。これからは我が国に外国人が溢れるんですよね。彼らが私たちの親切にちょっとしたチップを渡したいとき、1,000円札では大きすぎるんですよ。
それに、給料が増えないんだから500円札があれば、お年玉だってもう少し経費を削減できるんですよ。末端の経済のことを勉強してください。(文◎編集部)