未だ具体案示さず 大相撲9月場所は前途多難な状況で初日 無給を恐れる力士たちに相撲協会は「あとで考える」との方策
コロナ禍の続く中、大相撲9月場所が9月13日に初日を迎えました。中止や無観客開催、地方予定を両国に移しての開催など、様々な手立てを講じてきた相撲協会。しかし、力士に対する安心を与えられていないのではないかと思うのです。
新型コロナウイルスの拡大が深刻化してきた3月、相撲協会は3月開催される大阪場所を無観客にすると発表。あらゆる興行が中止されていた中で無観客とはいえ開催に踏み切ったことは、若干の「勇み足」にも思われました。
しかしこの時期、プロ野球やJリーグなどもこの時期は無観客開催を検討しており、今から振り返れば理解のできる対応ではなかったかと思います。
ですが、私がこのとき不安を感じたのが、万が一本場所中に力士が感染した時の対応について…でした。
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