教育専門だった名残なのか目は惹かないがジワジワ来る女子アナの多い局|テレビ朝日1961〜2018
例えば、93年には『ビートたけしのTVタックル』でビートたけしのセクハラに冷徹なツッコミを入れて人気を博した丸川珠代アナ、純朴な癒し系の雰囲気が人気の大下容子アナの2名が入社。そのほかにも『トゥナイト』の体当たりリポートで水着姿まで披露した下平さやかアナ(95年入社)、〝きれいなお姉さん〟を地で行く美形ルックスがウリだった吉元潤子アナ(96年入社)、『早起き!チェック』『やじうまワイド』を担当して〝朝の顔〟だった徳永有美アナ(98年入社)、下平アナから引き継いだ『ミュージックステーション』でテレ朝の看板アナに成長した武内絵美アナ(99年入社)など、民放アナドルとは一線を画す人材を輩出しています。
余談ですが、吉元アナや野村真季アナ(98年入社)、佐分千恵アナ(00年入社)など、民放アナドルとは一味違う清楚な美女アナがそろっていたのも印象的です。
それに加えて、テレ朝のお家芸(?)ともいえる不倫スキャンダルがめだったのも90年代入社組でした。まず吉元アナが元体操選手の池谷幸雄と写真週刊誌に不倫朝帰りをスクープされ、川北桃子アナ(97年入社)が元横綱の花田勝との関係がウワサになり、徳永アナがウッチャンナンチャン・内村光良との不倫で涙の謝罪&番組降板と、あらためて思い返しても不倫スキャンダルのオンパレードだったなと…。
2000年代に入ると、徐々にタレント的な人気を集める女子アナが多くなっていきます。その草分けが2003年入社の前田有紀アナ、大木優紀アナ、市川寛子アナの〝3人娘〟です。
前田アナは『やべっちFC』、大木アナは『くりぃむナントカ』、市川寛子アナは『報道ステーション』のお天気コーナーと、それぞれが看板番組を手にして人気を獲得していきました。とくに前田アナと大木アナは『くりぃむナントカ』で迫真の口喧嘩を披露するという、当時の定番だったアナウンサーらしからぬ演出を受けて、一躍トップアナドルの仲間入りをしています。