なぜ流行ってるラーメン屋は偉そうなのか5つの疑問
このタレには塩や醤油などの他に大量の化学調味料が入っていることが多い。その主要成分はグルタミン酸ナトリウムなどのうまみ成分だ。 グルタミン酸ナトリウムは日本の化学者・池田菊苗によって1908年に発見され、味の素として製造方法が発明された。現在はMSGという名で世界中でも使用されるようになっている。しかし、グルタミン酸ナトリウムには味覚から過剰摂取を感知できないという問題がある。例えば塩分を大量に摂取した場合、人間の体は拒否反応を起こして摂取することができなくなるが、グルタミン酸ナトリウムは人間の体内にリミッターがなく、ある程度の分量を超えると味覚の感受性が飽和状態になってしまうのだ。 熱狂的なファンを持つラーメン屋「G」や系列店の一部ではこのグルタミン酸ナトリウムをレンゲ1杯以上も使用していることが知られている。中華料理でも味覇(ウェイパァー)という化学調味料が大量に使用され、汁物から炒め物、チャーハンなど主要な料理には必ず入っている。 1960年代には米国で大量に摂取したグルタミン酸ナトリウムを原因とする中華料理店症候群(頭痛、眠気などの症状がでる)という症候群が報告された。現在、人体への危険性は一応否定されているが、その危険性を訴える研究はいまだ数多い。 また、ネット上ではプロテイン(タンパク質)とグルタミン酸ナトリウム、油を混ぜて飲むとβエンドルフィンが大量に出て合法的にトリップできると話題になっている。この成分はラーメンと非常に近いのだ。
特につけ麺ではスープやタレは年々濃くなり、麺はますます太くなるのが最近の流行。近年のラーメン評論家たちは年間1000杯以上のラーメンを食べるというが、行列に並ぶラーメンフリークたちは単にグルタミン酸ナトリウム中毒に陥っているだけではないのだろうか?
疑問5 なぜラーメン屋はポエムを書くの?