池袋で裏カジノ摘発 逮捕で分かった“半グレ”集団の独自ルート もはや肥大化した集団を警察は眺めるだけか

7月2日、東京・池袋にある違法カジノ店で、店の責任者ら8人が逮捕された。また、客として賭博を行っていた“中国人”の男女5人も同時に逮捕されている。

7月3日、大手マスコミ各社が一斉に報道した。42歳の責任者らは、昨年8月ごろから池袋にあるビルの一室に賭場を設け、約1億1千万前後円を売り上げていたという。

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この事件でポイントとなるのが、次の二点だ。

今回、客として逮捕されたのが中国人男女だったことからわかるように、主に顧客は中国人、それも富裕層の観光客だったこと。そして、その斡旋に動いていたと見られていたのが、いわゆる半グレの代表格のひとつで現在準暴力団に指定されている「チャイニーズ・ドラゴン(怒羅権。王子のみ王子華魂と表記)」だったということだ。